2018年に印象深かったニュースや出来事 | なかぢまが振り返るこの1年





2018年もいよいよ終わります。
今年1年、いろいろありました。

人それぞれいろいろな思い出があると思います。
あんなことや、こんなこと。
日々の出来事やニュース、事件事故。

私なかぢまもこの1年、よくテレビを見ていましたので様々な情報が頭に入ってきました。
人の心を傷つけるような事件や、「おや?」と思う人物が現れたりしました。

今回の記事ではそんな2018年の出来事をいくつか振り返ります。
後年読んで頂いた際に、「ああ2018年はそんなことあったなぁ」と思って頂ければ幸いです。





▼「はれのひ」による振袖詐欺事件

2018年、各地で成人式が行われる1月8日、「晴れの日」にその恐ろしい事件は起こりました。

成人式において振袖などのレンタル及び着付けを事業として展開していた「はれのひ株式会社」。
たくさんの新成人がその店舗にて着物や着付けを予約していたにも関わらず、成人式のその日、「はれのひ」の店舗は夜逃げ状態となり、着付け会が行われるはずだったホテルにも担当者等誰もあらわれない。

数多くの新成人を振り回した最悪な「はれのひ」、そしてその社長は事件後雲隠れ。
一時期海外逃亡説や死亡説なんかも出ました。

結局、その後社長による謝罪会見が行われ、しばらくして「銀行への詐欺」の罪によって社長が逮捕・起訴されることとなりました。
しかし、現在に至っても「新成人に対する詐欺」の罪は問われていません。

刑事としての起訴が難しいのであれば、民事でも構いません。
とにかく、この最悪な事件を主導した人物は正しく裁かれるべきです。

この事件、相当に最悪な事件でしたが救いもありました。

成人式当日、見かねた他の着付け業者さん達が自主的に被害者の救済を始めたのです。
それによって、成人式にちゃんと振袖で出られた新成人達もいたとのことです。

しかし、それでも間に合わなかった新成人の人々もいます。
そういった被害者は今後成人式の季節になるたびに事件を思い出し、辛い想いをするのです。

最悪です。

どんなに時が経っても、忘れてはいけない事件だと私は思います。

▼世界の山根

日本のアマチュアボクシングを統括している「日本ボクシング連盟」の内部告発が大きく騒がれた時期がありました。

当時の 「終身会長」であった山根明氏に対する退任要求に関する一連の騒動です。
「アスリート助成金の不正流用の教唆および隠蔽」、「試合用グローブ等の不透明な独占販売」、「公式試合における組織的な審判不正」、「山根会長の暴行疑惑」などの13に及ぶ項目を指摘した告発状が連盟の多くの有志から日本オリンピック委員会や文部科学省などに送られたのです。

正直、その告発内容よりも、当時の日本ボクシング連盟の会長だった「山根明」氏のキャラが日本をザワつかせました。

はじめてメディアに姿を現したのはたしか生放送の「スッキリ!」だったと思います。
当時私はリアルタイムでテレビを見ていました。
登場が予定よりも遅れてしまい、それこそ番組の放映中に間に合うのかどうかもわからなくなり、視聴者も番組側もハラハラしながら待っていました。

いざ登場すると、もうハチャメチャな言動をテレビを使ってする人物でした。
素人目から見ても、生放送向けではない強キャラ。

自分のことを「カリスマ山根」とか「世界の山根」とか言えちゃうような強力メンタルの持ち主。

言葉のチョイスが独特で、言い回しの際の「間」も絶妙。
自分が絶対に正しいという信念があるのでしょう、それゆえにブレない自己主張。

会長を辞任してからも過去の疑惑は絶えませんが、忘れてはいけない超強力キャラです。





▼初の米朝首脳会談

6月12日にシンガポールで行われたアメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ氏と北朝鮮の金正恩委員長による米朝首脳会談。
アメリカと北朝鮮のトップ同士が会談するのは歴史上初であり、まさに歴史的瞬間でした。

共同声明が出され、不安が残りつつも北朝鮮の核放棄の兆しが見え、日本をはじめ世界が北朝鮮のその後の動向を見守りました。

しかし、現在までに核放棄はなされておらず、あまり大きな意見ではないかもしれませんが「結局あの会談はなんだったのだろう」と思わざるを得ないのが現状です。

ただ、やはり「米朝のトップが直接会って話した」というのは大きな出来事でした。

▼急造の南北合同チーム

韓国の平昌で2月、 第23回オリンピック冬季競技大会が開催されました。

開催の約一ヶ月前、アイスホッケーにおいて北朝鮮と韓国の合同チームとしての参加が決定された。

「他の国が不利になる」とか「オリンピックを政治利用し過ぎだ」とかいろいろな意見がありました。
しかし、一番大きいのは「政治に翻弄されるスポーツ選手達」の存在でしょう。

不憫で仕方ありませんでした。

▼隣国韓国との関係悪化

今年は特に隣国韓国との関係悪化が進んだ年だったと思います。

徴用工裁判の異常な判決、旭日旗をめぐる騒動、攻撃レーダー照射事件などなど。
挙げればキリがないほどいろいろありました。

来年に持ち越されたこの関係悪化状態。
果たしてどのような展開を迎えるのか……
日本国民として、ニュースを追い続けます。

▼石塚運昇氏、死去

声優の石塚運昇氏が食道がんのため、8月に亡くなりました。

ポケモンのオーキド博士やジョジョのジョセフなど、吹替でもCSIマイアミのホレイショ・ケインなどを担当していました。
世の中の渋い声の代表格でした。

『宇宙戦艦ヤマト2202』にも出演中でしたが、残念ながら途中降板ということになってしまいました。
もうあの声あの演技の土方艦長は円盤でしか見ることができません。
(もちろん、役を引き継いだ方の演技は素晴らしいです)

ご冥福をお祈り申し上げます。

▼まとめ

いかがでしたでしょうか?

もちろん、他にもたくさんの出来事がありました。
数えられないほど、多くの事件・事故・疑惑・訃報がニュースとなり、日本中を駆け巡りました。

生きていれば日々ニュースだらけです。

そのたくさんのニュースの中から、自分にとって必要・重要なものを抜き出し、活用することが大事です。

改めて2018年、自分にとって大きな出来事はなんだったのかを思い起こし、新しい時間を走り出して頂ければと思います。