もともと私は運転マナーにうるさい方だと思います。
本格的に仕事で運転をし始めたのが、免許を取ってから6年くらい経っていたからということもあったと思います。
「基本を押さえておかないと事故を起こしてしまうのではないか?」という不安があったからです。
事故車の映像とかをニュースでよく見かけていましたからね。
二種免許を取ったころから、さらにその想いに拍車が掛かりました。
「運転マナー」は、運転者同士のマナーというだけの意味ではありません。歩行者などの交通弱者に対するマナーも当然含まれます。
運転マナーに率先して気を付けることで、交通事故を減らすことにもつながります。
世の中の運転マナー意識率が向上すれば、きっと事故のない世の中になると思います。
事故が減れば、みんなハッピーですよね。
そんなわけで、今回は見ていてダサい・危ないと思う運転について思いの丈をぶちまけます!!
「ダサい運転と思わてれもいい」と考える人や、「自分が気を付けていなくても周りが気を付けていれば事故は起こらない」とか考えている人は読まないでください。
▼停止線で止まらない
信号が赤になったら車は信号の手前で停止するのは当たり前です。
ですが、その際なぜか停止線を大幅に超えて止まる車をよく見かけます。
横断歩道ギリギリで止まる車もあります。
教習所では停止線の前に止まるように教え込まれたはずなのに、どうしてそうなるのでしょうか?
停止線の位置がわからないのでしょうか?
停止線は意味があってそこに設定されています。
どうしても停止できない理由があるとき以外は、停止線の手前で止まりましょう。
▼赤になるタイミングで信号を通過する
多分黄色になった信号を見て「間に合う」とか思っているんでしょうね。
信号下を通過するときにちょうど信号が赤になっている車、よく見かけます。
歩行者からしたら本当に怖いです。
信号が黄色になったら基本的に停止位置より先に進行してはいけません。
スピードが出ていて、急に減速すると後続車にぶつかる危険がある場合はもちろんそのまま行くべきです。
でも、「後続車もいない」状態でなぜか黄色でダッシュする車、いますよね。
信号が見えないくらい目が悪いのかな?
そもそも、法定速度・速度制限を守っていれば基本的に安全に減速できると思います。
なのに減速できないというのは……
子供は横断歩道が変わった瞬間にダッシュする可能性もあります。
信号はちゃんと守りましょう。
▼赤信号でちょろちょろ前に進む
特にタクシーに多いです。
赤信号で停止していて、変わる頃合いを見計らって徐々に前進する車。
正直、意味がわかりません。
赤信号のときは、停止位置より先に進行してはいけません。
なのにちょろちょろ前に進む。
今どきは、スクランブル交差点も増えています。
歩車分離式信号も増えています。
必ずしも交差する道路が赤信号になったからといって、自分の進む方向の信号が青になるとは限りません。
そういう可能性を考慮できない人が、こういう行為をしてしまうのだと思います。
プロドライバーのはずのタクシードライバーに多いのは、本当に嘆かわしいですね。
▼歩行者のそばを通るときに減速・徐行しない
道路は自動車だけのものではありません。歩行者も道路を利用します。
そして、歩行者の存在を自動車は尊重しなければなりません。
歩行者のそばを通るときに全く減速しない車、しょっちゅう見かけます。
その車は最初から徐行しているわけではありません。そして、歩行者との間に安全な距離が取れているわけでもありません。
そこそこのスピードで走っている状態で、そのままの速度で歩行者のそばを通ります。
本当に怖いし危ないです、やめてください!!
「殺す気か?」って思っちゃいます。
歩行者との間に十分に安全な距離を取れない場合は、絶対に減速しましょう!
▼横断歩道を渡ろうとしている歩行者を無視する
信号のない横断歩道にて、横断しようとしている歩行者がいる場合、車は横断歩道の手前で止まり、歩行者を渡らせなければいけません。
教習所で習うはずです。
試験問題にも出ますし、一般道でも教習でも教え込まれるはずです。
なのに、ほとんどの車がこれをしません。
歩行者が横断歩道で待っていようがお構いなしです。
歩行者は別に車に先に行かせようとしているわけではありません。
自分の身を守るためにその場に止まっているのです。
車に急ぐ理由があるように、歩行者にも急ぐ理由があります。
ならばルールに従って、車は歩行者を渡らせるべきです。
というか、渡らせなくてはいけません!!
横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいたら、車は止まりましょう!
以上の事柄が最近特に気になります。
全部ではなくても、どれか一つくらい共感してくださった方がいてくださると救われます。
改善するとしたら、下記のようになります。
▼停止線で止まらない
→→ 停止線でしっかり止まる
▼赤になるタイミングで信号を通過する
→→ 黄色信号は基本的に進行してはいけない
▼赤信号でちょろちょろ前に進む
→→ 信号が青になるまで待つ
▼歩行者のそばを通るときに減速・徐行しない
→→ 歩行者のそばではしっかり減速・徐行する
▼横断歩道を渡ろうとしている歩行者を無視する
→→ 横断歩道を渡ろうとする歩行者が優先
事故ゼロめざして、みんなが安心できる運転をしたいですね。
◆参考サイト
『自転車の道路交通法』
「従うべき信号とその意味」
http://law.jablaw.org/br_signal